履き口の高さ
ローカット | ミドルカット | ハイカット | |
通気性 | 〇 | △ | ✖ |
動きやすさ | ◎ | 〇 | △ |
足首の保護 | △ | 〇 | ◎ |
履き口の高さについては、およそ、どのブランドからも上記の3種類が販売されています。
それぞれの特徴をまとめたので、上記の表を参考にしてみてください。
なお、ボクシングシューズ自体、通気性があまりよくないので、最高でも〇にとどめてあります。
定期的に除菌スプレーをし、日干しされることをおすすめします。
また、私は何度も洗ったことがありますが、特に問題はありませんでした。
ブランド別の特徴
ボクシングシューズ
タイトル
耐久性 (甲~側面) | 耐久性 (足裏) | グリップの形状 | ソールの厚み | ソールの硬さ | 価格 |
△ | △ | 凸型 | 普通 | 硬め | 約15,000~30,000円 |
アディダス
耐久性 (甲~側面) | 耐久性 (足裏) | グリップの形状 | ソールの厚み | ソールの硬さ | 価格 |
△ | △ | 凹型 | 普通 | 硬め | 約10,000~15,000円 |
アディダスのボクシングウェアやボクシンググローブについては、質が悪く、あまりおすすめいたしません。
しかし、ボクシングシューズについては、耐久性もあり、グリップもよく効くため、比較的おすすめできます。
甲~側面の耐久性は比較的高く、破れている方を見たことがありません。
その反面、甲~側面の部分は硬く、タイトな作りとなっているため、窮屈に感じる方も多いようです。
また、ソールは剝がれやすい方です。
ミズノ
耐久性 (甲~側面) | 耐久性 (足裏) | グリップの形状 | ソールの厚み | ソールの硬さ | 価格 |
〇 | 〇 | 凸型 | 厚い | 硬め | 約30,000~40,000円 |
まず、ミズノのシューズはソールに厚みがあります。
そのため、床を強く蹴っても、反動がそれほど身体に返ってきません。
その結果、足が疲れにくくなっています。
また、ソールの材質も他のブランドよりも高品質だと思います。
しかし、欠点もあります。
それは、消耗が早いことです。
他のブランドのシューズの足裏は平面に溝が掘ってあるような形状です。
これに対して、ミズノのシューズの足裏は平面に微小な突起がついたような形状です。
そして、この突起部分が微小であるため、すり減るのが早いです。
その結果、足裏がツルツルになり、滑りやすくなります。
昔のボクシングシューズは、ソールがツルツルの革で出来ていたそうですが、そのような感じになります。
また、足の甲から側面にかけての部分が破けている方をよく見掛けます。
以上をまとめると、使い始め(1~2年くらい)の使用感は最高ですが、それが長くは続かないということになりそうです。
もちろん、使用頻度にもよりますが・・・
とはいえ、先に挙げたシューズに比べれば、耐久性が高いという声も多かったため、耐久性は〇にさせていただきました。
ちなみに、私の知り合いのボクシング元世界チャンピオンは、「日本チャンピオン以上になったら、ミズノさんから、いくらでもシューズを貰えたよ。」とおっしゃっていました。
このことから、彼らは頻繫にシューズを変えていたことが予想できます。
そのため、彼らは、常に新品の最高の状態のシューズで闘うことができたのだろうと思います。
そして、彼らは実際に試合でミズノのシューズを履いていました。
つまり、少なくとも、使い始めて間もない状態のミズノのシューズは、一流選手が認めるほど使い勝手がよいということがわかります。
ナイキ
耐久性 (甲~側面) | 耐久性 (足裏) | グリップの形状 | ソールの厚み | ソールの硬さ | 価格 |
◎ | ◎ | 凹型 | 普通 | つま先側 →柔らかめ かかと側 →硬め | 約15,000~20000円 |
最大の特長はコストパフォーマンスの良さです。
価格は他のブランドの半額くらいです。
それにも関わらず、耐久性が抜群です。
私は、練習後毎回シューズを洗うといったことを3~4年間ほぼ毎日つづけていますが、破れている箇所も滑り止め部分の摩耗も一切ありません。
他のブランドのボクシングシューズの2~3倍以上の寿命があります。
また、グリップも強いため、しっかりと踏ん張ることができます。
あえて難点を挙げるとすれば、若干重たいことです。
ちなみに、マチョマイとハイパーKOの違いは、マチョマイを窓ガラスに例えると、ハイパーKOは強化ガラスということになりそうです。
レスリングシューズ
アシックス
耐久性 (甲~側面) | 耐久性 (足裏) | グリップの形状 | ソールの厚み | ソールの硬さ | 重量 | 価格 |
〇 | 〇 | 凹型 | 薄い | 柔らかい | 軽い | 約25,000円 |
レスリングシューズの特長としては、グリップがよく効くことや軽いこと、ソールが柔らかいことがあげられます。
そして、ソールが柔らかいため、かかとが上げやすいです。
難点をあげるとすれば、ソールが薄いため、硬い床で練習すると、足が疲れやすいことです。
また、以前はボクシングシューズよりも安価であったため、始めたての方やお金をかけたくない方に人気がありました。
しかし、最近はボクシングシューズとの価格差はあまりなくなってきました。
そのため、好きな方を選ばれれば良いと思います。
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