英会話のニーズ
このブログはボクシングに関連する知識を読者の方々と共有することを主目的としています。
では、なぜ、英会話学習の話をするのでしょうか。
それは、スポーツジムでも外国人の方々とお会いする機会が増えてきていると感じているためです。
私自身、今までボクシングジムにおいて様々な国の方々とお会いしてきました。
そして、彼らとのコミュニケーションは概ね英語が中心でした。
もちろん、ジムでは黙々とトレーニングに励むのも一つの選択肢であろうとは思います。
しかし、せっかくなら様々な国の様々な人たちと一緒に切磋琢磨するのも楽しいのではないでしょうか。
また、海外から来日されている方々にしてみれば、一人でも多くの日本人に声をかけてもらえた方が嬉しいのではないでしょうか。
そこで、今回は楽しく英会話を身に付ける方法について皆さんと共有したいと思います。
この記事を読むことで今まで英会話に挫折されてしまった方やモチベーションが上がらないと悩まれる方々の一助となれば幸いです。
なお、この記事では、あくまでも英会話に特化した勉強法を紹介していくので、TOEICで明確な目標点がある方や英検等の取得を目指される方々にとっては、必要条件は満たしても十分条件は満たさない可能性がある点についてはご注意ください。
シンプルな学習法
フレーズ暗記
まず、英会話を身に付けるための最初の一歩は、出来るだけ沢山のフレーズを覚えることです。
覚え方は人それぞれだと思いますので、一例として私の覚え方を記しておきます。
日本語を見てすぐに英語に翻訳する。
いきなり翻訳するのは難しいので、最初のうちは、日本語を見て対応する英語を見たのち、何も見ないで英語を再現する(筆記か暗唱がおすすめ)。
これだけです。
音読
次のステップも簡単です。
音声に合わせて音読を繰り返すだけです。
机に向かって勉強するのではなく、料理を作りながらや掃除をしながら音読する方が継続しやすいでしょう。
使用テキスト
私が使ったテキストは、Jリサーチ出版の大特訓シリーズです。
このシリーズは、①シリーズ全体で発音から文法、単語、目的別のフレーズが出揃うこと、②日本語→ポーズ→英語の順に音声が吹き込まれているため、手ぶらでも学習できることなどの点から採用しました。
しかし、正直に申しますと、どのフレーズ集も大差はありません。
そのため、どのフレーズ集を採用しても構わないでしょう。
なお、大特訓シリーズをフル活用する場合、発音→リスニング→文法→単語→英会話→目的別(旅行、接客、ビジネス、日本紹介etc)の順に取り組むのがおすすめです。
なぜなら、口作り(発音、リスニング)をしたのち、木の幹(文法)を構築し、枝葉(単語)を付け、すべてに通じるフレーズ(英会話)を覚え、個別のフレーズ(目的別)を覚えていくのが効率がよいと考えるためです。
最近発売された最強の英会話テキスト
ここまでは私が英会話を身に付けるために使用した方法をご紹介いたしました。
しかし、皆さんの中には、「そんなことはわかっている。でも、続けるのが難しいんだ。」とか「モチベーションがあがらない。」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わかります、その気持ち。
でも、最近、こんな本が発売されたのをご存知でしょうか。
英語でDORAEMON(小学館)
漫画で学ぶメリット
先ほど申し上げた通り、英会話学習の基本は①フレーズ暗記と②音読です。
ところが、やってみるとわかりますが、フレーズを覚えるというのは結構単調な作業であまり楽しいものではありません。
「身近な外国人の方と会話ができるようになりたい!」とか「英語がペラペラになったらかっこいい!」などとモチベーションを高く保てる方は問題ありません。
しかし、「単調でつまらない」と感じる方にとっては苦行にも等しいですよね。
また、フレーズ集等で文字だけを覚えていっても、なかなか情景が思い浮かばず、英語の意味するところが瞬時にイメージできないといったことも起こりやすいです。
そこで、おすすめしたいのがバイリンガルコミックです。
バイリンガルコミックとは、その名の通り、吹出し部分に英語、コマの外に日本語訳が掲載されている漫画のことです。
バイリンガルコミックをご存知の方は多いかもしれません。
また、実際に英会話学習に取り入れている方もいらっしゃるかもしれません。
バイリンガルコミックの凄さは、漫画を通じてフレーズを覚えることができるため、覚えやすく忘れにくい点にあります。
また、漫画にはストーリーがあるため、一層記憶がしやすくなっています。
さらに、日本人になじみのある漫画を通じて学習することでモチベーションを維持しやすいという特長もあります。
日本語が堪能な外国人の方が漫画で日本語を身に付けたというもエピソードもよく聞きますよね。
逆もまた然りです。
そして、バイリンガルコミックの多くはKADOKAWAさんから出版されています。
もちろん、KADOKAWAさんのバイリンガルコミックもバリエーション豊富で英語学習には非常に役立ちます。
しかし、以下の点で「英語でDORAEMON」(小学館)の方をよりおすすめしたいと思います。
他のバイリンガルコミック(KADOKAWA)との相違
詳細な文法解説
まず、「英語でDORAEMON」(小学館)は他のバイリンガルコミック(KADOKAWA)よりも文法の解説ページが多く、丁寧です。
他のバイリンガルコミック(KADOKAWA)の文法解説はエピソードに出てきた文法をピンポイントで解説する形式であるのに対し、「英語でDORAEMON」(小学館)の文法解説はそれらに加えて関連知識の深掘りまでなされている印象です。
音声ダウンロードの有無
この特長こそ「英語でDORAEMON」(小学館)をおすすめする最大の理由です。
英会話の学習では、ネイティブスピーカーの音声に合わせて音読することが大切となります。
しかし、他のバイリンガルコミック(KADOKAWA)の場合、音声を入手しようとするとDVDやBlu-rayが必要となります。
しかも、漫画のセリフとアニメ(ドラマ、映画)のセリフは一致していないことがほとんどです。
つまり、覚えたフレーズと音読するフレーズの不一致が起きてしまうのです。
この点、「英語でDORAEMON」(小学館)には無料音声ダウンロードが付属しています。
そのため、覚えたフレーズをネイティブスピーカーの音声に合わせて音読することができます。
たしかに、今までも、漫画と音声と文法解説の3要素が揃ったテキストは極まれに存在していました。
しかし、日本人になじみのあるアニメがこのようなテキストになったものは見たことがありませんでした。
トピックの多様性
上に挙げた特長に加え、「英語でDORAEMON」(小学館)には、様々なトピックのストーリーが選定されているという特長があります。
そのため、天気、日付、ファッション、グラフ、時間、数字、天体、標識などといった幅広い表現が身に付くように構成されています。
また、今後、第6巻まで刊行される予定だそうです。
これだけあれば、沢山の英語に触れることができるでしょう。
したがって、ドラえもんの漫画を通じて、日常生活に必要な英語表現を網羅的に身に付けることが可能となるでしょう。
ドラえもんが好きな方は、老若男女問わず、是非一度お試しいただきたいです。
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