縄跳びは小学生がやるもの⁉
皆さんは縄跳びをやったことがあるでしょうか?
大人の読者の方々であれば、「小学校以来やっていないなぁ」という方が多いのではないでしょうか。
また、ボクシングジムなどに通われている方々であれば、「アップとして一応はやっているよ」という声が聞こえてきそうです。
では、現在、縄跳びに取り組まれている方々は、縄跳びの意味や効果をよく理解した上で取り組まれているでしょうか?
というのも、縄跳びのもたらす効果を知っていれば、もっともっと縄跳びが普及しているはずだと思うのです‼
それにもかかわらず、ランニングや筋トレに比べ、あまり一般的にはなっていないと感じるのです…
そこで、この記事で縄跳びの魅力を伝え、多くの方々に縄跳びの習慣が広まっていってくれることを願います。
縄跳びの凄い効果
スタミナ強化
まず、縄跳びをするとスタミナが強化されます。
これは、有酸素運動である縄跳びを繰り返すことで心肺機能が強化されるためであると考えられます。
そして、スタミナ強化目的で縄跳びに取り組む場合には、両足を揃えて跳ぶ一般的な跳び方で十分でしょう。
代謝の改善
つぎに、縄跳びすると代謝が改善されます。
実は、私はかなりの冷え性で冬がとても苦手です。
そんなとき、縄跳びを10分ほど跳ぶようにしています。
そうすると、足先に血液が行き渡るのが実感でき、しばらくすると、全身が暖かくなるのを実感できるようになります。
特筆すべきは、効果が出るのが早く、しかもそれが長時間持続するという点です。
これは、おそらく、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎが刺激されることで、全身に血液が供給され続けるためであると思われます。
そして、代謝の改善を目的として縄跳びを跳ぶ場合、つま先立ちで交互に片足跳びをするのがおすすめです。
つま先立ちをするのは、ふくらはぎを刺激するためです。
片足で跳ぶのは、両足跳びに比べて、負荷が大きいためです。
ですが、つま先立ちの両足跳びでも十分効果は感じられます。
ですので、無理のない方をチョイスしてください。
走りの速さ向上
さらに、縄跳びを跳ぶことは速く走ることにも役立ちます。
短距離走が得意でない方は、自分が思っている以上に太ももが上がっておらず、また、手と足の動きがチグハグになっていることが多いそうです。
この点、縄跳びを跳ぶことで、太ももを上げるトレーニングをすることができ、また、手と足の動きを連動させる練習にもなります。
結果として、短距離走の速さにつながるというわけです。
そして、この目的のために役立つ跳び方は、もちろん、太ももを上げて跳ぶことです。
ボクシング技術の向上
さて、このブログの主目的であるボクシング技術の向上と縄跳びの関係について話題を移しましょう。
ステップワークの向上
まず、ボクシングスタイルにもよりますが、ボクシングのステップはつま先で地面を蹴るのが一般的です。
そして、縄跳びをつま先立ちで行うことによって、つま先で地面を蹴る力が強くなります。
その結果、ステップワークが向上するということです。
パンチ力の向上
パンチ力を向上させるためには、パンチの当たるタイミングと足が着地するタイミングが重要となります。
原則として、パンチの当たるタイミング=足が着地するタイミングとなることが理想的です。
これを実践するためには、手と足の連動が非常に大切となります。
これは、ボクシングをする方にとっては非常に重要なのですが、以外と見落とされがちです。
そして、手と足を連動させるトレーニングこそ、縄跳びなのです。
この目的を実現するためには、跳び方よりも手と足を連動させる意識が大切です。
補足
ここまで挙げてきた跳び方以外にも、縄跳びの跳び方は沢山あります。
例えば、一流ボクサーのフロイド・メイウェザーJr.は、クロス跳びやハヤブサ、メイウェザー跳びなどと呼ばれる跳び方をしています。
そして、これらは、おそらくなのですが、カッコよさや脳トレの要素が強いと思われます。
これらの跳び方の本質が理解できたとき、また、追記したいと思います。
また、メイウェザー跳びの跳び方については、需要があれば記載させていただきますので、コメントしていただければ幸いです。
縄跳びの選び方
最後に、縄跳びの選び方についてお話させていただきます。
参考になれば幸いです。
グリップが太い
グリップが細いものよりも太いものの方が、握りやすく、回しやすい印象です。
縄が太い
縄が太い方が、切れにくいです。
ワイヤータイプも切れにくいですが、ビニール部分がすり減り、ワイヤーが剥き出しになると、床や地面が傷つきやすいです。
そのため、あまりおすすめはしません。
重りが入っている(手首を強化したい人向け)
重りが入っている縄跳びを使うと、手首が強化されます。
手首が強化されると、パンチを打ったときにケガをしにくくなったり、パンチが重くなるといった効果が期待できます。
村田諒太選手と対戦したゴロフキン選手は、非常にパンチ力が強いことで有名ですが、手首が異常に強いことがよく知られています。
ゴロフキン選手並みの手首になるのはなかなか難しそうですが、少なくとも、手首を強くすることは、ケガの防止やパンチ力の向上に役立つことは間違いないでしょう。
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