「そろそろ自分のボクシンググローブが欲しいけれど、どれがいいんだろう?」とか
「気に入ったデザインやカラーのボクシンググローブがあるけど、品質はどうなんだろう?」
などと悩まれている方はいらっしゃるでしょうか。
この記事では、そんな方のために、おすすめのボクシンググローブを紹介しています。
私は、1日3時間のボクシングのトレーニングを15年間365日欠かさず続けてきました。
当然、今まで沢山のボクシンググローブと出会ってきました。
また、ボクシングジムのトレーナーとして沢山の会員さんと接してきました。
そのため、ボクシンググローブに関する意見も沢山聞いてきました。
そんな経験を活かして、ボクシンググローブの選び方やメンテナンス方法を読者の皆さんと共有したいと思い、執筆いたしました。
この記事を読めば、ボクシンググローブ選びに悩む方が減ると信じています。
おすすめのブランド
※価格については、昨今変動が激しいため、以下の記述とズレが生じる可能性がございます。
ご了承ください。
EVERLAST
素材 | フェイクレザー製 ※本革製もあり |
耐久性 | フェイクレザー製・本革製ともに ✖ |
価格 | 約20,000円 |
備考 | 高く評価しているブログも見かけるが、おそらく、使用したことがない、または使用頻度が低い方の意見 EVERLASTのグレードが高いモデルは、世界の一流選手にも使用されているが、少なくともAmazonや楽天で入手できるものは耐久性が低い |
おすすめ度 |
BODYMAKER
素材 | 本革製 ※フェイクレザー製もあるため、購入の際はご注意 |
耐久性 | △ |
価格 | 約8,000円 |
良い点 | 本革製の中では価格がリーズナブル |
悪い点 | 耐久性がそれほど高くない |
おすすめ度 |
WINDY
※リンクはヒモタイプですが、カラーバリエーションが豊富なため記載しています。
なお、ヒモタイプの着脱を自分自身で行えるようにする裏技については後に記載しています。
素材 | 本革製 |
耐久性 | 〇 |
価格 | 約12,000~13,000円 |
良い点① | 高品質の割に価格がリーズナブル |
良い点② | キックボクシングにも使いやすい ∵蹴りをガードできるように、甲が厚くなっているため |
備考 | ≒TWINS |
おすすめ度 |
TWINS
素材 | 本革製 ※フェイクレザー製もあるため、購入の際はご注意 |
耐久性 | 〇 |
価格 | 約15,000~20,000円 |
良い点① | 高品質の割に価格がリーズナブル |
良い点② | キックボクシングにも使いやすい ∵蹴りをガードできるように、甲が厚くなっているため |
良い点③ | ユニークなデザインが多いため、他者との差別化を図れる |
備考 | ≒WINDY |
おすすめ度 |
PRIZE RING
素材 | 本革製 |
耐久性 | 〇 |
価格 | 約15,000円 |
良い点① | 高品質の割に価格がリーズナブル |
良い点② | 明るいカラーが豊富 |
備考 | 元ボクシング世界チャンピオンのある方のジムでは、沢山導入している |
おすすめ度 |
Winning
素材 | 本革製 |
耐久性 | ◎ |
価格 | 約55,000円 |
良い点① | 圧倒的に国内ユーザーが多い →つまり、安心感がある |
良い点② | カラーオーダーができる →差別化が図れる |
悪い点① | 既製品はオシャレ度が低い |
悪い点② | 値段が高くなってしまった |
悪い点③ | オーダーの場合、納期に時間がかかる →それだけ人気があるということ |
おすすめ度 |
REYES
素材 | 本革製 |
耐久性 | ◎ |
価格 | 約35,000~40,000円 |
良い点 | 打ち心地が良い ∵ナックル部分が薄くなっており、ミット打ち等でいい音が出るため なお、ナックル部分が薄いと、プロの場合、KOにつながりやすい |
悪い点 | やや拳を痛めやすい ∵ナックル部分が薄いため |
備考 | メキシカンボクサー御用達の老舗メーカー |
おすすめ度 |
ISAMI
素材 | 本革製 |
耐久性 | ◎ |
価格 | 約30,000円 |
良い点① | 革が非常に柔らかい ※ワンランク下のグレードのものは硬めなのでご注意 |
良い点② | 作りが非常に丁寧 →さすが日本製といったところ |
良い点③ | キックボクシングにも使いやすい ∵蹴りをガードできるように、甲が厚くなっているため |
悪い点 | カラーバリエーションが少ない |
おすすめ度 |
RIVAL
素材 | フェイクレザー製 |
耐久性 | ◎ |
価格 | 約15,000~20,000円 |
良い点① | フェイクレザー製ではあるが、他社の本革製よりも耐久性が高い |
良い点② | 革のようなメンテナンスがほぼ不要 |
良い点③ | 手首の保護が厚い ∵ベルトの構造が他社製品より優れている |
良い点④ | 打ち心地が良い ∵ナックル部分が薄くなっており、ミット打ち等でいい音が出るため なお、ナックル部分が薄いと、プロの場合、KOにつながりやすい |
良い点⑤ | カラーやデザインがユニーク |
悪い点 | やや拳を痛めやすい ∵ナックル部分が薄いため |
備考 | より豊富なグレードやデザイン、カラーを求める方は、ボックスエリートというサイトがおすすめ |
おすすめ度 |
Hayabusa
👇フェイクレザー製👇
👇本革製👇
素材 | 本革製・フェイクレザー製 |
耐久性 | ◎ ※本革製・フェイクレザー製ともにもかなりの耐久性 |
価格 | 約20,000~25,000円 |
良い点① | フェイクレザー製も他社の本革製より耐久性が高い |
良い点② | フェイクレザー製の場合、革のようなメンテナンスがほぼ不要 |
良い点③ | 手首の保護が厚い ∵ベルト部分が2層構造となっているため |
良い点④ | 拳の保護が厚い ∵ナックル部分が5層構造となっているため |
良い点⑤ | カラーやデザインがユニーク |
悪い点 | 1人でベルトをするのが若干困難 ∵グローブ1つにつき、左右からベルトを巻かなければならないため |
おすすめ度 |
グローブは何オンスが良いの?
一般的に、練習用グローブとしては、
お子様→6~8オンス
女性→8~10オンス
男性→10~12オンス
を使用されている方が多い印象です。
よく他のブログの方が、「重たいグローブだと手が疲れる。」とか「重たいグローブを使うと芯で捉えるパンチが打てない。」などといったことをおっしゃっているのを見かけます。
しかし、世界の一流選手(ゴロフキンやテレンス・クロフォードなど)を初め、一般の方でも重いグローブを着用されている方も大勢いらっしゃいます。
おそらく、彼らの大半は重たいグローブでの素振り目的だと思われます。
もちろん、彼らはしっかりと芯で捉えるような打ち方ができています。
反対に、小さなグローブやパンチングローブのようなものを使用していても、しっかりと芯で捉えるようなパンチを打てない方も大勢いらっしゃいます。
それゆえ、グローブの重さについては、あまりこだわる必要はないと考えます。
ご自分の気に入ったデザインや価格で決めれば結構だと思います。
なお、グローブは重さによって価格が異なることも多々あります。
例えば、10オンスでは20,000円であるのに、12オンスでは15,000円で購入できる場合などもあります。
そんなときに、10オンスにこだわりすぎる必要はないと考えます。
お気に入りのカラーがヒモタイプにしかないときは?
ボクシンググローブには、マジックテープで止めるタイプ(ベルクロタイプと呼んでおきます)とヒモで結ぶタイプ(ヒモタイプと呼んでおきます)があります。
ヒモタイプは主にスパーリング用グローブやプロの試合用グローブに使用されています。
ヒモタイプは自分自身で着脱するのが困難です。
そのため、他の人に結んでもらったりするのが一般的です。
「じゃあ、ベルクロタイプでいいじゃん😒」ということになりそうですが、それだけでは問題が解決しないことがあります。
それは、ボクシンググローブの中には、ヒモタイプでしか販売していないカラーが存在するからです。
おそらく、「この色いいじゃん✨・・・あぁ、ヒモタイプか😢」と断念された方も結構いると思います。
でも、ちょっと待ってください。
実は、ヒモタイプのグローブの着脱を自分自身で容易に行える裏技がちゃんと用意されています。
それは、ヒモをゴム紐に取り替えてしまうことです。
つまり、ゴムタイプにしてしまうということです🤣
こうすることで、グローブをしっかりと固定しつつ、容易に取り外すことができるようになります。
是非試してみて下さいね✨
なお、100均などで売っているヒモでも構わないのですが、これが一番使えると思います👇
なお、別の方法として、コンバーターを利用する手もあります。
ヒモはそのまま残した状態で、マジックテープ仕様に変えることができるメリットがあります。
一方で、値段が高いというデメリットもあります。
メンテナンス道具
グローブは大切にメンテナンスをしてあげることで長持ちします。
また、上手い選手ほど道具を大切に扱っている印象を受けます。
グローブ外側
本革製グローブを利用する場合、定期的にメンテナンスをしてあげることをおすすめします。
手入れをするのとしないのとではグローブの寿命に大きな差が出ます。
また、何よりも愛着も湧いてきます。
なお、メンテナンス道具は何でも良いのですが、おすすめはミンクオイルです。
ミンクオイルを布切れに付けて磨くと革が長持ちします。
余談ですが、私の趣味の一つにレザークラフトがあります。
そのため、革のメンテナンスには結構こだわりがあります。
グローブ内側
グローブ内部は通気性が悪く、臭くなりやすいです。
そのため、除菌スプレーや消臭剤等を使用し、時には日陰干しをされることをおすすめします。
除菌スプレー
メリット | デメリット |
除菌までできる | グローブ指先までは届きにくい |
消臭剤
メリット | デメリット |
消臭効果が高い | 除菌ができない |
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